私はこれまで5年間、介護者として日々を送ってきました。今日は、私が直面したある介護課題、”レム睡眠行動障害”について語ります。

レム睡眠行動障害は、睡眠中に活発な動きを見せる症状で、神経疾患の一種です。この症状は、60歳以上の高齢者の約1%が罹患すると聞いています。介護者として、この症状と上手に向き合うことが求められます。

ある朝、私が母親の部屋に入ると、赤い靴下が一つだけベッドから落ちていました。これは、レム睡眠行動障害の症状である足の動きによるものだとすぐに察しました。

この瞬間、私は新たな気付きを得ました。それは、”心のケアも大切だ”ということです。

その日、母親に「夢の中でどこへ行っていたの?」と尋ねてみました。彼女は微笑んで、「よく遊びに行った公園に行っていたわ」と答えました。この一件から、母親のレム睡眠行動障害の原因が、彼女の思い出に基づくものかもしれないと感じました。

それ以降、私たちは母親の過去の話題を日常的に会話に取り入れるようにしました。それは母親の心を落ち着かせる一助となり、徐々にレム睡眠行動障害の症状も和らぐ結果をもたらしました。

私のこの経験が、身体だけでなく心のケアも介護の重要な側面であることを、他の介護者に示す一助になればと思います。

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